売れ筋がひ贈り物！ 【明治時代 農業資料】丙第百拾六号(通達)／農産会市場規則／三田育種場農産会市ノ順序／三田育種場着手方法／ほか農業資料【23-0727-1】 和書

【状態】虫損、ヤケ、痛み、汚れ、少書込、49丁、22.5×15cm

明治10年(1877)に作成された、官営の三田育種場(東京都港区)に関する一連の資料。原鈐印譜 検索⇒金石篆刻 印存 書道 封泥 朱印 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 篆印 官印私印 原打印 落款印 支那 唐本漢籍 呉昌碩 鄧石如 斉白石。

一番冒頭の資料は、茨城県権令・野村維章の代理として、茨城県大書記官・本田親英が出した通達で、以下のように記されている。加茂郡南戸村地引絵図　戸長千賀氏署名黒印。

丙第百拾六号

区戸長村市長

農業勧誘之為、勧農局、三田育種場ニ於テ、農産会市ヲ開設シ、別冊方法之通、仮定候旨、同局ヨリ申来候条、右会市之趣旨方法ニ随ヒ、相当之物品差出シ、彼我優等ヲ互通シ、一層繁殖之道相開キ候様、懇篤説諭可致、此旨相達シ候事。「俳諧名物鑑 : 畫賛 [反故齋果然編] ; 山田清作編輯 米山堂 1930.11-1932.1 稀書複製會, 第7期第1, 12, 15回 雪 , 月 , 華 会報付。

但シ、別紙付属図面ハ部数僅少ニ付、各大区エ一部ツゝ下ヶ渡候条、各一小区ヨリ順次熟覧、人民一般へ貫徹候様、可被取計、且有志者ニテ物品之適否等、別難致儀モ候ハゝ、本支庁第二課興業掛エ可承合候事。禮記草稿　共二册　　横山宗良草稿　元治元年季秋。

茨城県権令・野村維章代理

 明治十年十二月十日   茨城県大書記官・本田親英

他の合綴された資料からは、三田育種場でブドウやタバコの栽培がおこなわれていたことが分かるが、ブドウは「醸酒葡萄」と記されていることから、ワイン醸造用のブドウであったものと思われ、極めて興味深い。即決　1689（元禄2）年『天文図解　巻3』運気論、中国星座、星図、太陽月 二十八宿、七十二候、日蝕アンティーク、天文暦学書、江戸期和本。

明治政府の殖産興業の一環と思われるが、国策としてワイン醸造を試みていたことが分かる。文化新撰　狂歌百人一首　　六樹園撰　　北尾重政画。

資料には、楮・櫨・梨・桃・胡桃などが栽培され、また敷地内には馬場や馬市場もあったことが記されている。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　　古文書　　書状。

明治政府による官営事業の一端を知ることができる、貴重な資料である。0032452 琴曲抄 新組入 表裏 2冊揃 松柴清四郎 元禄7年 箏曲 邦楽。

三田育種場(『国史大辞典』)

主として内外優良種苗の導入・試作・増殖・配布を行なった官営の種苗会社。1909年 国民 画鑑 図録 検索⇒浮世絵 仏画 絵本 美人絵 明治期 原色版 写真 図鑑 玻璃版 山水画 南画 唐画 写真版 珂羅版 コロタイプ 支那。明治十年（一八七七）九月三十日開場。N21100142○官途必携 巻十明治5年外史局編○器械部灯台 日本灯台並諸標便覧表 新築の灯台灯船浮標礁標 工部省 佐野常民 ブラントン 明治5年。前身は内務省勧業寮が同七年八月東京三田四国町（港区芝）の元島津氏邸跡地約四万坪を買収、内藤新宿勧業寮出張所附属試験地としたことに始まる。本朝百將傳　全二巻　伊吹權兵衛開板　明暦二年刋　初版傳本。同十年六月これを三田培養地と命名、これをさらに三田育種場と改めたのである。★☆【梅雨交合和開帳】☆★。前田正名の献策によるところが大きい。【真作】「劇場訓蒙図絵」3冊揃 式亭三馬(著) 勝川春英(画) 歌川豊国(画) 和本 古書 和綴じ 木版　　y2502。当時の「泰西農法」に注目した勧農政策の一環として、外国産種子・苗木・農具の導入・普及に重点が置かれた。江戸時代の和本「厭蝕太平楽記」全30巻、版本、箱あり、天保年間？真田幸村の軍記物、猿飛佐助初出(忍者として書かれていない)。東京農談会や農産会市、種苗交換会がここに開催された。1933年 熱河画報 改造 検索:山海関 湯玉麟 兵営 鴉片 離宮苑 普寧寺 朝陽 満洲帝国 張作霖 張学良 軍閥 関東軍 総督府 生写真 古建築蒋介石。同十二年一月、既設の勧農局神戸暖地植物苗木仕立所（オリーブの栽培）を所管とし、五月内藤新宿勧農局試験場の廃止に伴い、その事業を移管、十一月場内に農具製作所を新築した。f24050717〇貫堂存稿 上下２冊揃 岩村八作編 帙入 大正４年 岩村道俊銅像建設記念に重刻されたもの〇和本古書古文書。同十三年三月播州葡萄園をも所管に加え、規模を拡大した。＠昭和28年 木簡集英 検索:支那 美術 書道 書法 考古 漢文 拓本 竹簡 漢簡 甲骨文 金文 金石 篆刻 鐘鼎文 敦煌 碑刻 法帖 拓本 書簡 玻璃版。しかし財政整理・勧業部門の縮小への政策転換に伴い、同十七年四月全事業を大日本農会に委託、同会が三年間経営にあたったが、同十九年返納させ、樹木種苗は同会に無償交付のうえ、地所一万九千四百八十八坪を五万五百七円余で木村荘平に払い下げた。東照権現十五箇條　キリシタン弾圧史料　慶長18年５月奉行文書。