人気満点 ●極上和本YM4747●天のめぐみ［天の恵］（寛政8年早印本）九嶋（九島）保義 心学 八広翁実立（立志軒）序 和書

■天のめぐみ［天の恵］（寛政8年）

【判型】大本1冊。絵本堪忍記。縦257粍。即決1690（元禄3）年『ホキ日用大成＝ホキ校暦傳　5冊』アンティーク江戸期和本天文暦学書、卜占、古暦、歴史民俗学、安政ドナチ彗星出現図。

【作者】九嶋（九島）保義（＊寛政8年早印本は「義保」、不学自性居士・天恵斎カ）作・画。地方落穂集　第十三　切支丹史料十六条目　キリシタン史料　江戸後期寫。

【年代等】寛政8年板：寛政5年秋作刊。原田道義著 歌川広重口絵『東京開化繁昌詩選』明治7年序 須原屋伊八刊 明治時代和本 漢文 漢詩 漢詩文。寛政8年1月、八広翁実立（立志軒）序・再刊（［京都・江戸・大阪ほか］同志衆中蔵板）。堀田葦男編『新編反故草子』（4冊）昭和19年 江戸時代和本零葉集 西鶴本を含む寛永期以降の仮名草子・浮世草子・洒落本・人情本など計119枚。

【備考】分類「心学」。西国三十三所観音霊場記。寛政8年早印本。謎なぞ春の氷　初編。『天のめぐみ［天の恵］』は諸本によって書名の読みも異なり、特に文化板は寛政板を大幅に改編したものであるので別記する。昭和13年 白蓮庵詩鈔 蓮井知城 蓮井露香 尾形楓峡 非売品 中川成秀 章齋山人 中川泉三 検索: 伊吹山房 線装本 和綴 漢詩 漢学者 書道家真作。『天のめぐみ［天の恵］』は、多くの道歌と適宜挿絵を交えて「君子国の教え」や「神国の大道」を説いた書。新吉原　仮宅獨案内　袋附　慶應二年頃刋か。寛政8年板は、題簽下部に収録内容を「天地開初しより父母の図」「みそぎのおほんはらひ」「神祇かんおうのみはらひ」「かみのみことのり」「諸びやうおこらざるのはらひ」と記すが、冒頭部分は「身曽岐御祓（ミソギノミハライ）」「神祇感応祓」「一切成就祓」「諸病不起祓（オコラザルノハライ）」を掲げ、以下、天地すなわち天津国津神の恵みや天地の働き、また、我身が天津神の御末の分御魂（ワケミタマ）であり、我身の尊いこと、真の心や誠の心神の人、そのほか人倫、家職等の生活心得にも言及する。国立北平故宮博物院 宛委別藏 五服図解 影元至治本 線装本 唐本漢籍 検索⇒古籍 善本 木刻 木版 武英殿本 聚珍版 宋版 内府 彫版 支那 花箋。寛政板後印本には、最終丁に「東京飯倉町5丁目44番地、仏教出版発弘書林、森江佐七」の朱印を押す。各務支考（蓮二房）編『本朝文鑑』（全九巻首一巻五冊揃）享保3年 野田治兵衛他刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。また、改編板（文化板）は、神儒仏に通じた作者が「女わらべによろづ冥理を知らしめんため」に詠んだ道歌を主とする教訓書で、主に①「六根清浄大祓」（目・耳・鼻・舌・身・意の六根の穢れを除く祓い）、②「よねのおほんめぐみ（米の御恵み）」（日本神話の国産み・神産みの過程で、伊弉諾尊の息から風の神である級長戸邊命(シナトベノミコト)（級長津彦命(シナツヒコノミコト)）、穀物の神である倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)、産みの神である少童命(ワタツミノミコト)等の神々が生まれた経緯と、五穀神霊（稲生五社八太神(イナリゴシャヤハシラノオオンカミ）を図解と共に説く）、③「父のねざめ」（「伊弉諾の神の始めの御心を、つたへ給ひし我々ぞかし」以下101首の道歌で父（母）の恩や父（母）の育児のあらましを諭す）、④「母のおしえ」（「伊弉冉のなみなみならぬ御姿を、うつし給ひし今の此の身ぞ」以下95首の道歌で女子の心得や女子教育の要点を教える）、⑤「天満宮御遺訓（菅公道真誡書）」（父母の恩を忘れて神仏に現世・来世を祈るのは本末転倒であり、両親を「生身(ショウジン)の天津神・国津神」として敬い仕えることの大切さや、この道理を左右の床に書き置き朝夕眺めて心掛けよと諭す）、⑥「一休和尚法語」（地獄が眼前にあることや己が神仏と一体であることや、倹約、家業出精を説く）、⑦「いろはうた」（「いづち（何方）とも高天原の内なれば、神の恵みを受けぬものなし」以下49首（イロハ47首と「京」「立」の2首）で神の恵みや神の御心を諭す）、⑧「神の恵（神のおほんめぐみ）」（「此の国の教えとふときみはら（御祓）ひは、一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやごと)々々に」以下13首の教訓歌）、⑨「魂鎮祓(たましずめのはらい)」（「大元尊神、証明成就、心則一元、未生神明…」で始まる8句から成る祓い）の7編を収録し、随所に「大学の道」「早稲・中稲・晩稲」「貧乏神の姿の七相・福の神の装い七体」等の図解を挿入する。復刻 日本古典文学館(特装版) 国宝 日本書紀 巻第廿ニ 推古 限定340部」ほるぷ出版　(管理93243311)。なお、改編板の文化元年板のうち文化6年再板本については、『大阪出版書籍目録』195頁に「天の恵 一冊／作者 天恵斎（大阪）／蔵板主 右同人／売弘 藤屋弥兵衛（高麗橋一丁目）／出願 文化六年三月／許可 文化六年五月二十七日」と記す。柳田泉旧蔵書 正司考祺輯録『武家七徳』（全十八巻十八冊揃＝前編十巻十冊+後編八巻八冊）嘉永5年序刊 江戸時代和本 近世木活字本 経世書。

★原装・題簽付・状態概ね良好。関宿藩領関宿江戸町古文書河川関係●1873年　デレーケ氏柴工水刎　全　26丁 下総国東葛飾郡関宿江戸町 現在の千葉県野田市 221010。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。徳川政談　遠山両面鑑・淨瑠璃坂・國定忠治・延命院春雨傘・小堀騒動　八百屋お七　徳川政談第百編（末尾）。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、57,200円】。垂加社の由来/昭和7年/山崎闇斎先生が晩年に自らの心神を祀り高弟の出雲路信直に託し最終的に末社猿田彦社の相殿に垂加社として合祀された。