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中国　剔紅　堆朱　内七宝　花文　蓋物　V　7937
「帝室技藝員」であった日本画家「望月玉泉（もちづきぎょくせん）」の三周忌追悼記念に、その子である日本画家「望月玉渓（ぎょくけい）」が画いた燕蒔絵丸盆です。茶道具　指物師　江南　松香合。\r\r生前お茶（裏千家）を趣味にしていた母が譲り受けた茶道具の一つです。烏城彫，端硯，硯，上海製墨，木製 硯箱 硯と墨付き。\r共箱、青いウコン布、蓋に箱書き、「丸盆」、裏に「望月先生直筆之塗　塗物師」と落款印「宗與？」が、消された跡も（写真１０～１４）。重箱5段 木製 漆器 松に鶴 翁と嫗 変え蓋付 木箱付 金彩 蒔絵。\r木地溜塗の菓子盆の裏には直筆とされる画号と花押が（写真８）。CLAY、BJ101　時代輪島塗　瓢箪図蒔絵　吸物椀　五客　木製 切り金。難しい崩し字ですが「望玉渓」と判読、花押とも「望月玉渓」の字体と一致が確認出来、箱書きは「玉渓先生の手による燕蒔絵と画号・花押、この塗りは塗師（ぬし）・宗與による」と解釈出来ます。茶道具　道場宗廣作　蛇籠蒔絵　黒柿四方香合　共箱　M　R3678。\r\rちなみに、画家「望月玉渓」は特に花鳥画を得意とし、崇高で高貴な作と画壇で高い評価。［希少］漆芸作家　佐々木賢治作　飾花瓶　略歴付　木箱入り　手書きの名前と印あり。確かに、羽毛まで緻密に描かれた燕は、崇高で高貴さを感じます。輪島塗　塗師　川岸充雅作　乾漆造　栗香合　共箱　C　R4161。\rまた、塗師「宗與」は、千家十職の一つの塗師中村家「中村宗哲」の歴代なのでしょうか、関連は不明です。【茶道具】雛御膳（杉箱）不揃い。なお、中村家は明治以降は茶道具の塗師専業。輪島塗　坂一男作　内銀溜　すすき蒔絵　棗　共箱　D　R4133。\r\r大きさ重さはおよそ次の通りです。茶道具　加賀蒔絵師　田中宗凌作　黒漆蒔絵　月に芒　中棗　共箱　C　R4148。\r丸盆は、直径２４ｃｍ、高さ１．８ｃｍ、\r重さ１２５ｇです。MA251 能登輪島塗 稲穂に稲子 金蒔絵 黒塗椀 五客 木製漆器。\r共箱は、２６ｃｍ四方、高さ４．３ｃｍ、\r重さ４７５ｇです。時代　瓢花入れ　瓢鶴首花生　銀蒔絵修繕枝文様　在銘　共箱 C　R4206。\r\r著名な両日本画家については以下の【】の解説（ネットからの部分引用）を参考にしていただければ幸です。茶道具　福田芳朗作　縞黒檀　大高棗　共箱　V　R3915。\r【「望月玉泉　１８３４～１９１３年（大正２年）」は明治～大正にかけて活躍した四条派の日本画家、現在の「重要無形文化財（人間国宝）」の前身とされる「帝室技藝員」であった。茶道具　華竹筏　香合　了々斎好　中谷秀斎造　共箱　竹製。\rその子「望月玉渓　１８７４～１９３８年（昭和１３年）」は父に師事し望月派５代目を継ぐ。新品！本輪島塗 硯箱沈金　玉簾の図(桐箱付き)。代々御用絵を描いてきた望月派は、御所にも出入りを許された家系。茶道具　中村漆芸工房　三代中村尚濤済作　ほうずき香合　共箱　V　R3902。\r「帝室技藝員」とは、戦前の日本で宮内省によって運営されていた、美術家や工芸家の顕彰制度。漆器小物入　ジュエリーケース。日本の優秀な美術家・工芸家に帝室（皇室）からの栄誉を授けて保護し、更に斯界の奨励、発展を図ろうとした制度で明治２３年設置、昭和２２年廃止。時代漆塗　山水人物螺鈿蒔絵　四段六五重箱　時代箱付　V　R4269C。】\r\r玉泉三周忌追悼記念の特別の作品であり、経年が１００年以上の希少で貴重なアンティークな漆芸品です。茶道具　福田耕一作　黒柿　鈴虫蒔絵　螺鈿装飾　香合　共箱　M　R4255。共箱、共布は汚れや変色、キズなどは否めませんが、丸盆には目立つような汚れや傷みはなく状態は比較的良好と言えます。江戸時代　印籠　蒔絵　青貝　梨地。アンティークコレクションだけではなく、お茶道具（菓子器）として活用していただければ幸です。輪島塗　三谷吾一・井波唯志など特選五作家　朱盃　五客　共箱　F　R4348。